クマゴロ(@kumagoromi123)です。
南太平洋クルーズの旅行記、この記事では、
- パインズ島の説明
- パインズ島での観光
- パインズ島→船内に戻った後の食事や船内の様子
について、時系列に沿って書いています。(写真多めです)
南太平洋クルーズのイメージを掴んでいただければ幸いです。
前回の記事はこちら。
>>【旅行記】セレブリティソルスティスで行く南太平洋クルーズ④〜乗船2日目、3日目:終日航海日〜
その他のクルーズ旅行記も書いています。良ければご参照ください^^
パインズ島の場所
パインズ島は地図で見ると、ニューカレドニアの首都ヌメアの南東に位置しています。
パインズ島≒イルデパンの概要
パインズ島は船内新聞には「Isle of Pines」とありました。
フランス語では「Île des Pins」と書き、このフランス語表記を日本語読みすると「イル・デ・パン」となります。イルデパンはニューカレドニアの有名な観光地の1つですね。
ここでふと、「パインズ島」と「イル・デ・パン」は同じ?というのが疑問になり、少し調べてみました。結論としては、
- イル・デ・パンは2つの意味がある(島の名前&地域の名前)
- パインズ島=イル・デ・パンと思って良さそう
です。このあたりの説明も含めながらパインズ島の観光の様子を書いていきます。
(以後、便宜上「イル・デ・パン」ではなく「イルデパン」と書きます)
イルデパンの2つの意味
「イルデパン」は、
- ニューカレドニアを構成する島の1つ(=島の名前)
- フランス領ニューカレドニアの行政地域の1つ(≒地域の名前)
の2つの意味があるそうです。(参考:イル・デ・パン – Wikipedia)
「行政地域としてのイルデパン」には(島としての)「イルデパン島」「コトモ島」「ノカンウイ島」「ウォルポール島」などの島々が含まれているとのこと。
今回寄港するのが「イルデパン島=パインズ島」です。
イメージで書くとこんな感じでしょうか。主要な行政機能やリゾート施設はイルデパン島にあるようなので「イルデパン島=パインズ島=イルデパン」と考えて良さそうです。
そうなると、クルーズ会社のサイトやパンフレット等で「パインズ島」ではなく「イルデパン」と書いたほうが「おぉ!イルデパンか!」となりやすい気もしますが、なぜ「パインズ島」なのかまでは分かりませんでした。(詳しい方、ぜひ教えてください)
パインズ島上陸まで(昼食や両替など)
朝食は専用レストランのブルーにて。サーモンはやや塩味強めです。
ゲストサービスでは両替も可能(USD→XPFへ)
ゲストサービス(フロント)では寄港地の通貨に両替することができます。
ゲストサービスで両替する際のポイントは以下3点です。
- 日本円→パシフィックフラン両替はできない
(オーストラリアドルやアメリカドル経由のみ) - レートはやや悪め
- 現地は「USドルOK」の表記があるところも
心配性な私は一応、パシフィックフラン(XPF)を持っておきたかったので、手持ちの57USDを5500XPFに替えてもらいました。
パインズ島はお店が沢山あるわけではないことや、「USドルでもOK」みたいな看板を出しているお土産屋さんもあることから、「無理にパシフィックフランを用意する必要はない」と思います。(ニューカレドニア最大の都市であるヌメアであればある程度、用意しておいたほうが安心です)
パインズ島へはテンダーボートを利用
今回のクルーズでは4つの寄港地のうち、ヌーメアを除く3ヶ所(パインズ島、ミステリーアイランド、リフー島)はテンダーボートでの寄港となります。
セレブリティソルスティスの場合、テンダーボートに乗るには「テンダーチケット(=乗船券)」が必要です。
下船前にDECK4にある「セラーマスター」というバーに行くと、スタッフの方が待機していて、必要な枚数(=乗る人数)を伝えるとチケットがもらえます。
チケットを受け取ると、番号が呼ばれるまで、周辺で待機します。
「17番と18番のチケット持ってる人こちらへどうぞー」
という具合にすぐに呼び出してくるので、呼ばれたらそのまま階段でDECK3に降りてギャングウェイ(=船外に出るための玄関のようなもの)に向かいます。
ギャングウェイを出るとすぐそばにテンダーボートが停まっています。
停まっているテンダーボートに乗り込み、ある程度人が乗るとパインズ島に向けて出発します。
クルーズ船の乗下船の際は必ずクルーズカードのチェックがあります。船の外を出入りする際は必ずクルーズカードを携行しておきましょう。
パインズ島にて
テンダーボートに揺られること約10分。あっと言う間にパインズ島に到着しました。
パインズ島はとにかく暑い&日差しが強い!
パインズ島はとにかく海がきれい!
パインズ島(イルデパン)はビーチリゾートということもあり、とにかく海がきれいでした!!
あまり良い写真が撮れてなくて伝わりにくいかもしれませんが、ビーチはとにかく「きれい!」の一言。
真っ白なサラサラのパウダーサンドに透き通った海、最高でした^^
ビーチではシュノーケリングを楽しんでいる人が多かったです。
- 自分の道具を持ってくる人
- 現地で道具を借りる人(何件かレンタルショップあり)
- シュノーケリングができる寄港地観光を利用する人
今思うと「シュノーケルやってみたかったなぁ」と少し後悔しています。次来たときはぜひやってみたいですね。
パインズ島の徒歩圏内にはお店はほとんど無し
上陸してから徒歩で行ける範囲にはお店がほとんどありませんでした。
見かけたお店は簡単な民芸品や民族衣装を売っているところが数か所とココナッツジュース等の飲食物を売っている出店が1つ2つあるくらいでした。
あとは、現地の方がやっている島内ツアーを申し込むお店もありました。
このようなツアーを頼む場合は基本的に現地通貨での支払いが必要となりまが、現地の方々もクルーズの乗客に慣れているからか、「島内一周ツアー:2000XPF or 25USD」のように米ドル払いでも問題なさそうな宣伝をしてました。
テンダーボートを降りて歩いていける範囲にはあまりお店がないので、無理してパシフィックフランを用意しておかなくても大丈夫or最低限のお金だけ両替しておくのでOKです。
パインズ島散策した後は船内でリラックス
帰りのテンダーボートは待機しているものに乗ればOK
2時間ほどビーチで遊んだり、散歩したり、周辺を散歩したところで、セレブリティソルスティスに戻ることにしました。
パインズ島→セレブリティソルスティスへのテンダーボートは最終便のみ時間が決まっており、それ以外は人が集まり次第、都度出発するスタイルになっています。
テンダーボートは船の全体を取る数少ないチャンス!
クルーズ船に乗ってみると意外と難しいのが「クルーズ船の全景を撮る」です。
実はテンダーボートで移動している最中が一番のシャッターチャンスだったりします。
- 乗船する時など、近すぎると船が大きすぎて見えない
- テンダーボート降りてからだと遠すぎて見えない
という状況になるため、テンダーボートで移動している時がちょうどよい距離感でクルーズ船の写真を撮ることができます。
船内に入るとすぐにセキュリティチェックとクルーズカードのチェックがあります。
船内のカフェで一休み
船内に戻ってカフェにて軽く一杯。ドリンクパッケージがあるとほぼ全ての飲み物が飲み放題なのでありがたい限りです。
カフェのカウンターの片隅に置いてあった可愛らしい形の紅茶。
後々調べてみると「Tea Forte(ティーフォルテ)」という名だそうで。
人気ブレンド紅茶アソートギフト | 紅茶専門店Tea forte – 贈り物やギフト・プレゼントに
詰め合わせで20袋6,000円(税込み6,600円)かぁ。※価格は2021年6月時点のものに訂正
…
…
え!1袋300円!
ということでリプトンで十分楽しめる私にとってはえげつない高級紅茶ってことが分かりました。。。
ほぼ毎日夫婦で2~3杯ずつは飲んでたので今思うとちょっと得した気分です笑。
セレブリティソルスティスの船内にて(昼)
オーシャンビューカフェにて昼食
パスタを初めて注文しました。
スタッフの方に「麺の量」「具材」「ソース」を伝えたらちゃちゃっと作ってくれます。
麺は柔らかめでしたが、味は良かったです。
サラダにパスタにお肉。ビュッフェレストランは安定の品ぞろえです。
クルーズ船の船内WiFiに挑戦!料金は高いです
オンボードクレジット(船内で使えるお小遣い)が400ドル付いて、余っていたこともあり、船内WiFiがどの程度のものなのか試してみることに。
いくつかプランがあり、「使い放題プラン」は249USD。
このプランだと、クルーズ期間中はLINEにFacebook、Twitterなんでもし放題です。
ポイントとしては以下の通りです。
- 船内WiFiは基本的に有料
- 料金は1日15~20ドル前後が目安(プランによる)
- 速度は遅い(衛星回線を使うため致し方無し)
船内WiFiの詳細を書きだすと1つ記事が書けそうなので、この辺りはまた折を見て記事にしてみようと思います。
料金面や速度面の改善点はあるものの、「航海中もネットがつながる」のはありがたいですね。今後の改善に期待です。
セレブリティソルスティスの船内にて(夜)
スペシャリティレストラン「シルクハーベスト」で夕食
夕食はアジア系の有料レストラン「シルクハーベスト」にて頂きました。
エビの天ぷら。(料理名はTempuraとありましたが、日本のそれとは違いました)
どれだけ沢山オーダーしてもカバーチャージの料金以上のお金はかかりません。
- 「~風」と名付けたほうが良さそうな一品
- そうじゃない感の強い一品
もありましたが、スペシャリティレストランだけあって全体的に味は良かったです。
おわりに
初めてのニューカレドニア。
パインズ島はそのビーチの美しさに純粋に感動しました。「天国に一番近い島」と言われるだけのことはあったように思います。
そんな感動を味わいつつも「ネットし放題」の仲間入りによって「食べ放題×飲み放題×ネットし放題」の3放題状態となった我が家…。まともに残りの日程を過ごすことができるのでしょうか笑。
次の記事ではバヌアツの「ミステリーアイランド」に寄港します。
>>【旅行記】セレブリティソルスティスで行く南太平洋クルーズ⑥〜乗船5日目:ミステリーアイランド〜
最後までお読みいただきありがとうございました。
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